Eさん
就職活動中に地元企業を研究していた際に富山新港、伏木港を拠点とし、港湾事業を通じて日本と世界を繋ぐ架け橋を担っている当社だけにしか無い魅力を知り、大学は県外に出ていましたが、Uターン就職を視野に入れ会社説明会に参加したのがきっかけです。
本船は一般貨物船とコンテナ船で大きく区分けされますが、私が所属する海運課では主に一般貨物船である在来船での輸出入業務を担当しています。
コンテナでの海上輸送が主流となってきている中、コンテナに収めることができないバルク貨物や長尺貨物、重量物等の多種多様な貨物を取り扱っており、富山新港と伏木港それぞれで船積み・荷揚げされる貨物を各仕向地へ輸送するまでの各作業・通関手配をはじめ、保管貨物の管理等が主な仕事内容です。
出荷主であるお客様や社内外各セクションと、貨物の集荷にはじまり船のブッキングからスケジュールやプランを構築していく中で、受荷主であるお客様のもとへ無事貨物が納品され、お客様や船員から感謝の言葉をいただける瞬間に、大きな達成感があります。
入社して最初に配属されたのは現業部門の作業課でした。
作業課は主に営業部門から得た情報をもとに、様々な本船や沿岸作業に伴う荷役プランの作成から荷役完了までの管理を行うセクションなのですが、現場作業における予備知識も皆無の上、作業テンポの速さや作業項目の多さに圧倒されとにかく目の前の仕事をこなす事で精一杯でした。
そんな中、とにかく現場の雰囲気を掴むため、上司の方や現場作業員の方々へ期日までに全ての荷役を完了させるにはどうするべきかなど、疑問点や不安な点があれば日々アプローチしていき、何度もフィードバックを受けるということを繰り返すうちに、物事をゴールから逆算して行動する力や同時並行処理能力が身についたと感じます。
現在は営業部門に所属し、現場のみならず直接お客様と関わる機会も増えましたが、新入社員の頃に比べどの業務に対しても自信を持って取り組めるようになってきたと思います。
通関業務〜納入までの多くの段取りの中で社内外各セクションとの連携が欠かせないため、いかに必要な情報を迅速に入手・展開し、荷主であるお客様のもとへスムーズに海上・陸上輸送できるかということを心掛けて日々仕事へ取り組んでいます。
就業時間もメリハリがあるため、業後は同僚や友人だけでなく先輩方にも食事へ連れて行ってもらったり、サウナでひたすら体を整えています。
休日も全国各地へ旅行に行ったり、草野球やバスケットボールチームに所属したりなどレジャーを楽しんでいます。
上司や先輩方、同僚など現場作業員も含め温かい人ばかりで、とても成長できる環境に身を置かせていただいていると日々感じています。
仕事や仕事以外でも当社でしかできない経験や魅力がたくさん詰まっている会社だと思います。