伏木の地は古くから運輸、交通の要衝であり、伏木港は遠く万葉集の時代から湊としての機能を果たしてきたと推察されますが、港湾荷役についても数多くの業者の営みの歴史があり、幾多の変遷が一つの大きな流れとなって1944(昭和19)年に伏木海陸運送株式会社が設立されました。
当社が創立以来、今日まで公共性の高い港湾運送事業を核とする総合物流業者として発展を続けておりますのは、関係各位の変わらぬご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
1968年の富山新港開港を機に、当社は、富山県の地理的好条件を活かして地域社会との共存共栄を図ることを旨とする、「新日本海時代をひらくFKK」をキャッチフレーズに掲げ、環日本海交流の推進を目標として人・物の行き交う港づくりに努力を重ねてまいりました。
この間、伏木港―ロシア極東諸港間の貨物船航路や旅客船航路、富山新港―ロシア、韓国、中国、東南アジア諸港間のコンテナ航路など定期航路の開設が逐次進む中で、当社は世界に広がる物流ルートを構築し、1999年にISO9002の認証も取得、輸出入貨物の保管管理や効率的輸送に努めてまいりました。さらに当社は、事業の社会的・公共的使命を自覚し、地球環境保全に取り組み、社会から一層信頼される企業を目指し2002年にIS014001(環境マネージメントシステム)の認証も取得致しました。
おかげさまで貨物の輸出入実績は着実な伸長を見せ、伏木富山港は日本海側有数の工業集積を誇る背後地はもとより、対岸貿易の拠点港としてその重要性を増してきております。
伏木港は、1999年に開港100周年を迎えましたが、伏木外港万葉ふ頭は前年1998年に一部供用開始され、2006年には、大型荷役機械も完成し、万葉ふ頭多目的国際ターミナルが供用開始されております。2008年度には、北陸地域と東海地域を結ぶ東海北陸自動車道の全線開通も予定されておりますが、当社は「内和外信」の社訓のもと、海、陸、空に広がる国際複合一貫輸送体制を充実させ、総合物流企業として荷主、船社の皆様のニーズに的確にお応えするとともに、地域社会の豊かな暮らしと明るい未来の実現に向かって前進を続けてまいります。
なにとぞ皆様には引き続きご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。





