社長挨拶

ごあいさつ

伏木海陸運送株式会社 取締役社長 針山健二

 伏木の地は古くから運輸、交通の要衝であり、伏木港は遠く万葉集の時代から湊としての機能を果たしてきたと推察されますが、港湾荷役についても数多くの業者の営みの歴史があり、幾多の変遷が一つの大きな流れとなって1944年春にこの地の荷役業者が大同合併し、伏木海陸運送株式会社が設立されました。
 当社が創立以来、今日まで公共性の高い港湾運送事業を核とする総合物流業者として発展を続けておりますのは、関係各位の変わらぬご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
 1968年の富山新港開港を機に、当社は富山県の地理的好条件を活かして、地域社会との共存共栄を図ることを旨とする「新日本海時代をひらくFKK」をキャッチフレーズに掲げ、環日本海交流の推進を目標として、人・物の行き交う港づくりに努力を重ねてまいりました。
 この間、伏木港・伏木外港の整備により、伏木港~ロシア極東諸港間の貨物船航路や旅客船航路の拡充や大型外航クルーズ船の入港、富山新港国際多目的ターミナルの開設で富山新港~ロシア、韓国、中国、東南アジア諸港間のコンテナ航路など定期航路が拡充され、当社は世界に広がる物流ルートを構築し、港湾貨物の積み卸しや保管・陸送等、港湾物流を総合的に取り扱ってきました。
 業務の性格上、景気の変動による貨物量の波動や荷姿の変化に柔軟な対応が求められ、雨・風・雪にさらされる荷役作業、不規則な時間帯の船舶の入出港、通関・入国管理等の法令の遵守など、厳しい環境下ではありましたが、おかげさまで貨物の輸出入実績は着実な伸長を見せ、伏木富山港は日本海側有数の工業集積を誇る背後地はもとより、対岸貿易の拠点港としてその重要性を増し、日本海側の重要な拠点港とされております。
 また、陸路では東海北陸自動車道や北陸新幹線の開通など交通網の充実により、北陸地域の経済・観光への注目はますます大きくなっており、これから更なる発展が期待できるところであります。
 当社は「内和外信」の社訓のもと、海、陸、空に広がる国際複合一貫輸送体制を充実させ、総合物流企業として荷主、船社の皆様のニーズに的確にお応えするとともに、環日本海交流の発展に向けて、コンテナ船、大型客船、RO-RO船といった航路の開設に夢を描き、地域社会の豊かな暮らしと明るい未来の実現に向かって前進を続けてまいります。
 何卒、皆様には引き続きご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。